社会(S) 人権・D&I

基本的な考え方

運用会社はカナディアン・ソーラーグループ傘下の子会社であり、その人権及びD&Iに関する方針はグループの考え方に準拠しています。

カナディアン・ソーラーおよびグループ会社の従業員は、カナディアン・ソーラーグループの成功にとって大きな価値があり、成功の鍵となっている。カナディアン・ソーラーグループは、従業員が創造的刺激を得られる開かれた作業環境において、自身の潜在能力を発揮できるような職場を提供するよう務めなければならず、また全従業員に公平で適切かつ安全な職場を提供するという高い基準に対する責任を維持しなければならない。

カナディアン・ソーラーグループは、機会均等の理念を果たすことを約束し、すべての応募者および従業員のために、雇用均等に関する法、条例および規制を完全に順守する。カナディアン・ソーラーグループのポリシーは、昇格、採用、教育・訓練、報酬、手当、異動、休職、契約終了、一時解雇および従業員プログラムなど、雇用関連のすべての決定において、機会均等を提供することである。
さらに、会社は、人種、肌の色、性別、性的指向、性同一性もしくは性表現、遺伝情報、信条、宗教、年齢、婚姻暦、出身国、家系、妊娠、健康状態、退役軍人の身分、国籍、身体障害もしくは精神障害または法により保護されるその他基準に基づいた不当な差別やハラスメントのない職場を提供することを約束する。

関連オフィスを拠点とする従業員は、勤務時間を出社勤務と在宅勤務に分ける、ハイブリッド型勤務が可能です。従業員からの意見と社内評価に基づくこのハイブリッド型勤務の導入によって、より柔軟な働き方が可能になり、ワークライフバランスや従業員満足度が高まると同時に、個人と集団の生産性が向上します。一方、当社の従業員は、当社の労働・人権方針に示される通り、適応法令に従って、少なくとも病気休暇、年次休暇、育児休暇を取得する権利があります。

人権リスク管理体制

運用会社は、「国際人権章典」、国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」等に基づく人権の尊重を支持し、実践に取り組みます。
本方針は、全ての役員・従業員に適用します。また、当社のビジネスパートナー・取引先に対しても、本方針を支持し、人権の尊重に努めるように求めます。

  • (1) 差別の禁止
    人種、宗教、性別、年齢、身体の障害、国籍等に基づくあらゆる差別を排除します。
  • (2) ハラスメント行為の禁止
    相手に身体的・精神的苦痛を与えるセクシャルハラスメント、パワーハラスメント、マタニティハラスメント、パタニティハラスメント等を含む一切のハラスメント行為を容認しません。
  • (3) 強制労働の禁止
    暴行、脅迫等の手段を用いて労働者の意思に反する労働を強制することを容認しません。
  • (4) 児童労働の禁止
    児童の権利を尊重し、児童労働を容認しません。
  • (5) 結社の自由と団体交渉権の承認
    結社の自由と団体交渉権について、法令を遵守するとともに、その権利を支持・尊重します。
  • (6) 最低賃金を上回る賃金の支払い
    法令に定める最低賃金を上回る賃金の支払いを行うとともに、物価も考慮した生活水準の向上につながる賃金の支払いを行います。
  • (7) 労働者の健康と安全
    法令を遵守するとともに、労働者が健康で安全に働ける環境を整備します。
  • (8) 過度の労働時間の削減
    時間外労働に関する労使協定(36協定)をはじめ法令を遵守するとともに、時間外労働の削減および過度の労働時間の抑制に努めます。