サステナビリティの考え方 トップメッセージ

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(以下、「本投資法人」)及び本投資法人の運用会社であるカナディアン・ソーラー・アセットマネジメント(以下、「本資産運用会社」)は、スポンサーであるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社とともに、地球環境に配慮しながら、地域における持続可能な経済社会の構築に寄与するため、再生可能エネルギーの発電設備等を主たる投資対象として運用しており、ESG理念における環境を主軸にしたビジネスを展開しております。

また、持続可能な社会の実現が本投資法人の持続可能な成長にとって不可欠であるとの認識のもと、本投資法人がその事業を通じて社会的課題の解決に貢献することは、本投資法人の基本方針である「中長期の安定した収益の確保」と「運用資産の着実な成長」に沿ったものであり、ひいては投資主価値の向上に資するものと考えています。

本投資法人は、設立以来、本資産運用会社と共に、ESGに配慮した運用を実践しており、2019年8月には、本資産運用会社はESG投資を推進する企業として上場インフラファンドの資産運用会社として初めて国連責任投資原則(United Nations supported Principles for Responsible Investment, 以下「UN PRI」)に署名し、2022年2月にはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、事業を運営するにあたって、気候変動問題はリスクや機会になりうる重要な経営課題と認識しており、TCFDが推奨する「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標及び目標」に関する情報の開示しています。

今般、本投資法人にとって特に重要性の高いESG課題(以下、「マテリアリティ」といいます。)を選定し、今後の活動を通じマテリアリティ項目にかかるKPIの設定及び具体的施策を実施することで目標達成及びさらなる向上に向けた取り組みを推進しています。

本投資法人及び本資産運用会社は、今後も引き続き、マテリアリティ毎に設定した方針に基づいた取組みを積極的に推進するとともに、ESG情報の開示を通じて、投資主、従業員、コミュニティといった様々なステークホルダーの皆様との相互コミュニケーションを深め、協働しながら継続的な改善を目指して取り組んでいきたいと考えています。

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
執行役員
カナディアン・ソーラー・アセットマネジメント株式会社
代表取締役
柳澤 宏

写真 代表取締役 柳澤 宏