サステナビリティの考え方 加入団体・イニシアチブ

責任投資原則(PRI)への署名

本投資法人の資産運用会社であるカナディアン・ソーラー・アセットマネジメント株式会社は、インフラ投資法人の国内の運用会社としては初めて2019年8月に国連責任投資原則(UN PRI)の署名宣言者となりました。UN PRIは、2006年に当時国連事務総長であったコフィー・アナンによって提唱されたイニシアティブで、資産運用会社等の意思決定プロセスにESGの課題を考慮に入れるべきであるとする世界共通のガイドラインです。本投資法人及び本資産運用会社では、これまで以上に社会的責任への貢献を実現すべく、ESG課題への取り組みを明確にし、責任ある投資運用を目指します。

<PRIの6つの原則>

  • 私たちは、投資分析と意思決定のプロセスにESGの課題を組み込みます
  • 私たちは、活動的な所有者になり、所有方針と所有慣習にESG問題を組み入れます
  • 私たちは、投資対象の主体に対してESGの課題について適切な開示を求めます
  • 私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるよう働きかけを行います
  • 私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために、協働します
  • 私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します

TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同

TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)は、金融安定理事会(FSB)により、気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討する目的で設立された「気候関連財務情報開示タスクフォース」です。気候変動は世界経済にとって深刻なリスクとし、企業等に対して「ガバナンス」「戦略」「指標と目標」「リスク管理」について把握・開示を推奨する提言を公表しています。

また、TCFDコンソーシアムは、TCFD賛同企業や金融機関等が一体となって取組みを推進し、企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための取組みについて議論する目的で設立された組織です。
本資産運用会社は、TCFD提言への賛同を表明するとともに、国内賛同企業による組織である「TCFDコンソーシアム」へ加入しました。